【センター北のうんち薬局 漢方ハタ薬局】〜 話題になった激辛 〜 下痢 ・便秘・腰痛・膝痛・ 神経痛・自律神経・睡眠・後鼻漏 漢方相談 横浜都筑
ハタ薬局
今年も酷暑が続いています。冷たい飲み物、食べ物を取って暑さをしのぐ毎日ですが、暑い日だからこそ温かい
お茶、温かい食べ物をとって胃腸に負担をあまりかけないようにするのも大事です。
胃腸の負担といえば、先月激辛ポテトチップスを食べた高校生が体調不良になったニュースがありました。
このポテトチップスは「ブート・ジョロキア」という唐辛子の粉末が入っていました。
この唐辛子の辛さの度合いは鷹の爪の20倍。激辛で知られるハバネロの10倍の辛さというから驚きです。
そもそもなぜ人は辛い物を食べたくなるのでしょうか。
それは食べた時のからだの仕組みにヒントがあります。辛いものを食べると、脳内からβ-エンドルフィンという
ホルモンが分泌されます。 このホルモンにはストレスを和らげたり幸せな気持ちにさせたりする効果があります。
また、β-エンドルフィンによって幸福感が増すと、脳からさらに興奮作用のあるドーパミンというホルモンも分泌
されます。ドーパミンが発生すると気分がよくなりさらに辛い物が食べたくなるのです。
辛い物を食べるメリットもちろんあります。
唐辛子に含まれるカプサイシンは、脂肪代謝を促進したり発汗を促したりする働きがあります。
そのためダイエット効果が期待されます。また、カプサイシンには痛みや炎症を抑える働きもあり、
リウマチや関節炎などの症状の緩和に役立つと考えられています。
辛い物を食べると汗が出ますが、かいた汗が蒸発する時に皮膚表面の熱を奪うので涼を得ることができます。
暑い国で辛い料理が多いのはこのことが影響しているからかもしれません。
ただ、辛み成分のカプサイシンを必要以上に摂取すると体に悪影響が出ます。
胃腸への刺激が強く、粘膜が傷つき炎症する恐れがあります。そのためお腹が痛くなったり下痢になったり、
のどの気管支が刺激を受けることで、咳やぜんそくが悪化してしまうこともあります。
脳が大量のアドレナリンを分泌し、心臓に負担がかかって息切れを起こしやすくなることもあります。
辛さの刺激で血圧が上がり、不整脈から意識を失って最悪死に至ることもあります。
命のリスクがあるのはとても怖いですね。でもドーパミンなど快楽物質も出るのでやめられない人もいると
思います。どうしても食べたいときはなるべく胃腸に負担をかけないように、激辛料理を食べる際は乳製品も
一緒に取りましょう。
カプサイシンは水に溶けにくく、油に溶けやすい性質があるため乳製品を一緒に取ると身体に吸収されにくく
なり有効です。消化酵素が多く含まれる野菜もよいでしょう。
リスクがあることを十分理解して、激辛料理はほどほどに楽しみましょう。
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