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【センター北のうんち薬局 漢方ハタ薬局~災害時は高血圧に注意~下痢 ・便秘・腰痛・膝痛・ 坐骨神経痛・自律神経・睡眠・後鼻漏・痔・ぢ

ハタ薬局

今年も梅雨の季節がやってきました。関東地方はまだ梅雨入りしていませんが、昨年の7月に日本各地で
大雨の災害があったことは記憶に新しいと思います。

こういった水害や地震などは、健康への大きなリスクとなります。特に高血圧が引き金となる重大な病気が
急増します。阪神淡路大震災のある調査では、心臓病(冠動脈疾患)での死亡者が1.5倍、脳卒中での死亡者が
1.9倍に増加していました。

過去の災害では、血圧に異常が無かった人も避難所で高血圧になっていた事例が多くありました。
阪神淡路大震災では、発災1~2週間後に上の血圧(収縮期血圧)が平均で18mmHg上がっていました。
災害前は上の血圧が120程度だったのに、災害後180以上になったという人もいました。
上の血圧が20mmHg上がるごとに心臓血管系の病気のリスクは2倍になると言われています。
ふだん120の人が180になると、リスクは8倍近くになってしまいます。

発災直後は災害そのものによる【外傷】【圧死】【溺死】が多く、1週間目くらいまでは不整脈などによる
【突然死】が目立つようになります。もっとも長引くのは【脳卒中】【心筋梗塞】【心不全】など高血圧に
関連する病気で、発災後から数か月間、比較的長期にリスクが増加しています。

高血圧悪化の大きな原因は、精神的ストレスや生活リズムの乱れと考えられています。
交感神経の働きが強まり、体から塩分を排出する機能が低下します。すると血液中の塩分が増え、
血圧が大幅に上がってしまうのです。また避難生活での脱水、感染症、日中活動量の低下などと、
交感神経の働きが強まることが重なることで血液が固まり、血栓ができやすくなります。
これらのことが脳卒中や心筋梗塞を引き起こしていたのです。

過去の震災では、大きな余震が何回も続くことや、もっと大きな余震が来るのではという恐怖が
ストレスの原因になっていたようです。また避難所生活では睡眠も邪魔されやすいです。
周りの人が出す音や、歩くときの振動で眠れず生活リズムが崩れやすいのです。
こういったストレスや環境の変化で、ふだんは高血圧でない人も高血圧になるのです。

ここで災害時の高血圧に気を付けるポイントがあります。
(1)非常食でも減塩を
おにぎり、カップラーメン、缶詰などの非常食は塩分が多い傾向があります。梅干しおにぎりだと2g、
カップラーメンでは5gにもなります。高血圧の人の食塩摂取の目標値は6g未満とされているので、
すぐに超えてしまいます。災害時はカップめんの汁や、おにぎりの具など塩分を多く含む場所を残し、
塩分摂取をおさえることが重要です。
食べ物が限られる中、残しづらいという状況もあるかもしれません。もちろん1日1食しか食べられない
ような状況ではしっかりと食べたほうがよいですが、十分に食料が確保できるようになってきたら、
周囲に高血圧であることを伝え、残すようにしましょう。

(2)水分補給 トイレは我慢しない
過去の災害では衛生状態が悪い、不便な場所であることからトイレを我慢してしまうケースが多くありました。
トイレを我慢すると水分を我慢してしまい、脱水を起こすなど病気のリスクになります。
1日1リットル以上を目安に、お茶かお水などの水分補給を心がけましょう。

(3)日中の運動と夜間の睡眠
睡眠中は副交感神経が働き血圧を下げますが、睡眠の質が悪いとそれが機能せず高血圧が悪化します。
災害後の大変な中なので難しいとは思いますが、日中に運動を行うことで血流を促しつつ疲労で夜眠れるように
しましょう。

(4)毎日、血圧を測る
災害時は血圧の変動も大きい上、その変化は感覚でわかりません。健康状態を把握するため自分で
自分の体をモニターすることが大切です。血圧計は避難所に置いてあることが多いので、毎日測りましょう。
上の血圧(収縮期血圧)が3日連続で140mmHgを超えたら危険です。医療スタッフに相談しましょう。

普段からの備えも大切です。1週間分の薬は常に持ち歩くようにしましょう。主治医と相談の上、
薬は常に手元に残るようにしておくと、もしものときに安心です。
お薬手帳の情報も大切です。東日本大震災では発災直後から医療チームが被災地に入りましたが、
多くの人は自分が服用している薬の名前を把握しておらず混乱しました。
お薬手帳は貯金通帳と同じくらい大事だと思って、コピーを財布に入れておくなど薬の情報をいつでも
持ち出せるようにしましょう。

災害時の高血圧は、事前の備えや現場での対策で予防できます。一度助かった命。その後を健康に過ごせるよう
今から準備を始めましょう。

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    • 土曜日 09:00~16:00
045-911-3568

基本情報

名称ハタ薬局
フリガナハタヤッキョク
住所224-0003 横浜市都筑区中川中央1-28-14
アクセス横浜市営地下鉄ブルーラインセンター北駅より徒歩約2分
電話番号045-911-3568
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