クロレラを発見したバイエリンク博士ですが、実はウイルスの存在を予知した有名な博士なのです。
マルティヌス・ウイレム・バイエリンク-1851.3.16~1931.1.1-
1851年オランダのアムステルダムの4人兄弟の末っ子として誕生。バイエリンクの父親はタバコ業をしていたが、2歳の時に倒産。一家は貧困の中オランダの地方都市に移り住む。経済状態から12歳まで学校に通うことができず、必要な教育は父親から受けていた。しかし学校に通い出すと持ち前の勤勉さで彼はすぐに頭角をあらわしトップクラスの成績を収め、苦学の末に1877年名門のライデン大学にて博士号を取得した。
大学卒業後はオランダのデルフトにうつり、1884年に発酵関連会社の研究職としてラボを持つこととなる。その間の研究で
1890年世界初、顕微鏡でやっと見える小さな美しい緑の植物『クロレラ』を発見することになる。
~バイエリンク博士の偉大な発見その1~
バイエリンクが研究者として活躍する時代は細菌が病気の原因という考え方が主流になっており、細菌よりもはるかに小さいウイルスの存在は当時の技術的に確認ができませんでした。しかしバイエリンクは研究の中で『常識的な細菌よりも明らかにサイズの小さい病原体がいる』と報告し、さらに細菌とは全く別物の『生命をもった感染性の液体』と記述しています。その液体状のものをかれは『ウイルス』と呼びました。
その後、アメリカの生化学者でウイルス学者のウエンデルスタンリー(1904-1971)によってウイルスが粒子であるkとが実証されました。スタンリーはウイルスを予知したバイエリンクに敬意を表して彼が命名した『ウイルス』の名称をそのまま使用しました。
『生命に息吹をあたえるクロレラ』の発見と
『生命の危険をつかさどるウイルス』を予知したのが、バイエリンク博士なのです。
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