【センター北のうんち薬局 漢方ハタ薬局】〜耳を休ませて~下痢・便秘・腰痛・膝痛・神経痛・自律神経・睡眠・後鼻漏 漢方相談
ハタ薬局
職場でのオンライン会議、趣味の動画視聴、音楽鑑賞…様々な場面でイヤホンを使います。
つい音量を上げてしまいがちですが、度が過ぎると考えものです。
イヤホンで大きな音を長く効いていると内耳に影響が出やすく、音響性難聴、いわゆるイヤホン難聴の
恐れがあります。聞こえの衰えは自覚しにくく、徐々に両耳で進行していきます。
内耳に位置する「蝸牛」という器官の中には、音の振動を電気信号に変えて脳に伝える役割を持つ
「有毛細胞」が並んでいます。音の効きすぎなどでこの有毛細胞が傷つくと音を感じにくくなります。
有毛細胞は一度壊れると元に戻らないため、聴力を回復させるのが難しく、予防が大切になってきます。
具体的にどう予防したらよいのでしょうか。
基本は大きな音を聞き続けないことです。WHOによると、走行中の地下鉄の音に相当する80デシベルの音を
1週間に40時間以上聞くと難聴になる危険があると言います。
音が大きいほど、聞く時間が長いほど、耳へのダメージは大きくなります。耳が疲れると、さらに大きな音が
必要になって悪循環に陥ります。普段聞く音は70デシベル以下に抑えると良いでしょう。
すでに加齢によって難聴の症状が出ている人がイヤホンを使うと音量を上げてしまいがちです。耳への負担が
増して難聴が進行しやすくなってしまいます。
大人はもちろん、子供でも耳への負担を意識する必要があります。子供は大人のおおむね3分の1程度が目安です。
家電が発する音や車の走行音など日常生活で接する音は意外に大きいです。ドライヤーの音は100デシベル
ほど。WHOの基準からすれば1日に聞くのは15分が限界です。
こうした音から一時離れ、静かな環境で耳を休ませるのが大事になります。耳栓を使うのも有効です。
綿球を使うだけで5~10デシベルほど低減できます。
糖尿病などの生活習慣病への対策も必要です。有毛細胞の周辺の血管は細く、動脈硬化が進むと
血流が滞ってしまって酸素や栄養が行きわたらないからです。
喫煙も耳の聞こえに影響を及ぼすという研究結果もあるので、適度な運動や睡眠、禁煙も心掛けたいです。
耳の衰えを自覚する時はどんな時でしょうか。例えば「体温計など電子音が聞こえづらい」
「早口の会話が理解しにくい」といったことがあります。「加藤」と「佐藤」など子音の違いが
聞き取りにくい、今であればマスク越しの会話がよく聞こえない、といった場合も要注意です。
身に覚えがあれば難聴が始まっている恐れがあります。
難聴対策は高齢になってからでは遅いかもしれません。人生100年時代、耳に負担をかけ過ぎないようにして
聴力を保ちたいですね。
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