蘇りの薬【薬屋のひとりごと・ゾンビ・整体】
ココロ整体
「蘇りの薬なんて本当にあるんですか?」と、複数のお客様から質問いただきました。「薬屋のひとりごと」に登場するので気になったのでしょう。作品に登場する蘇りの薬は、ゾンビパウダーがモチーフと思われます。
勿論、日本でこの薬は流通していません。ハイチで依頼の受けたブードゥーの司祭により行われる儀式で、対象者に毒を盛り仮死状態にすると、死の定義が曖昧だった頃は埋葬されてしまったのです。その後、死体が腐り始める前に墓から掘り出し、死体が起き上がったところを、使用人として農園に売りつけ、以後蘇った人は従順な奴隷として働き続けた…と言われています。
成分は薬屋のひとりごと同様フグ毒(テトロドトキシン)が含まれているとされています。過去に日本のテレビ局がハイチで取材したおり、ゾンビパウダーを持ち帰って成分分析しましたが、やはりフグ毒が含まれていました。この蘇った死者が元祖ゾンビなのです。昔の映画ではゾンビと言えばこちらのゾンビでした。ハネムーンでハイチを訪れた夫婦が歩いてる死者に出会う…。それだけでした。カラー映画でハイチのゾンビを題材にしたものだと、ウェス・クレイブン監督の「ゾンビ伝説」があります。気になった方はご覧になるといいでしょう。
しかし、一般的にゾンビと言えば人間を襲うゾンビを連想しますよね。これはジョージ・A・ロメロ監督のナイト・オブ・ザ・リビングデッドで初登場します。続編、ドーン・オブ・ザ・デッド(邦題ゾンビ)が世界中で大ヒットして、ゾンビのイメージは定着しました。この頃のゾンビは墓から蘇りゆっくり歩くのですが、ザック・スナイダー監督によるドーン・オブ・ザ・デッド(リメイク)では走ります。
また、ウィルス系ゾンビ映画「28日後…」だと、レイジウィルスにより全力疾走。他にも全力疾走ゾンビの作品も多く見かけるようになりました。
映画を見て怖くなっちゃった方に、整体師の立場での見解をお話ししますと、現実にゾンビはあり得ないです。まず墓場から蘇るパターンのゾンビ。筋肉が腐ってるのですから、歩ける訳ないです。脳を破壊すれば倒せるのが定番ですが脳が腐ってないのもおかしいですし、また、歩く時よれよれなのに顎の筋肉だけやたら元気なのもバランス悪いですね。
次に、全力疾走型ゾンビ。人間は常にフルパワー出してしまうと筋肉を痛めてしまうので、リミッターがついています。いざって時のみ解放されるのです。これが火事場の馬鹿力ですね。つまり、全力疾走型ゾンビは持久力がありません。筋肉や靭帯を断裂しちゃうので延々と追っかけてくるのは不可能です。
日本は無人島が沢山ありますし、そもそも火葬ですから、ゾンビには強い国ですよ。
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