【センター北のうんち薬局 漢方ハタ薬局~サボテン革で世界を変える~下痢 ・便秘・腰痛・膝痛・ 坐骨神経痛・自律神経・睡眠・後鼻漏・痔・ぢ
ハタ薬局
環境問題をサボテンで変えていこうと中南米メキシコで注目の革があります。
植物由来の原料で作る革(ビーガンレザー)「デセルト」。原料がサボテンなのです。
環境問題への意識が高い欧米企業や高級ブランドではこの素材、「デセルト」の採用が相次いでいます。
ジバンシィではリップバームの容器にデセルトを採用し、環境に配慮したメッセージとともに今年の4月
インスタグラムに投稿しました。すると4000件を超える「いいね」が付き反響を呼びました。
また、独メルセデスベンツが今年1月に米ラスベガスで開かれた技術見本市「CES」で披露したコンセプト車
の座席にこのデセルトを使いました。
サボテンはメキシコ各地で自生し手に入りやすい素材です。少量の水で育ち殺虫剤や肥料は必要ありません。
毎年成長する葉先をカットするので伐採する必要もなく、植物なので二酸化炭素を吸収しますし
廃棄も自然の中で分解されます。サボテンを使うことで環境にやさしく地域の資源も有効活用できるのです。
この製品を製造するのはメキシコ出身のアドリアン・ロペスさんとマルテ・カサレスさんです。
二人は家具業界やファッション業界に身を置いていました。この二つの業界では大量の革を使います。
それらは主に動物の革や石油由来の素材。この二つは生育に大量の飼料や水が必要で環境への負荷が大きい
のが問題です。動物の革は動物愛護の観点から懸念があります。二人はこうした既存の素材を使い続ける
問題を解決しようと立ち上がりました。
二人はバイオ技術の研究者らの協力を得て素材開発に取り組みました。動物や石油由来の革にとって代わる素材
を探し、複数の植物を試しましたがうまくいかず、最後にたどり着いたのがサボテンだったのです。
ですが最初は上手くいきませんでした。サボテンの葉をすりつぶし加工するのですが従来の革製品のような
強度や風合いをだせなかったのです。原因が輸送過程で吸収される水分だと分かると、輸送先のメキシコシティ
の工場で乾燥させる工程を加えさらに素材の配合も改め、2年の歳月を経て従来の革製品に近い品質の
素材を実現しました。
現在では国外を中心に1000社以上の顧客を抱えるまでになりました。スポーツブランドのアディダスでは
ボクシングのグローブに採用するなど環境意識の高い世界的な有力企業が目立ちます。100か国以上に
輸出もされています。価格は動物由来の革と石油由来の合成素材の中間で、カサレスさんは「大量生産すれば
価格を下げられる」と言います。
メキシコ発のビーガンレザー、デセルト。こういった環境問題へ配慮された商品を積極的に身に着け
おしゃれの秋を楽しむ未来はもうすぐそこまで来ています。
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