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【センター北のうんち薬局 漢方ハタ薬局】〜 小学校でのクラスター発生についてどのように対応するか 〜 下痢 ・便秘・腰痛・膝痛・ 神経痛・自律神経・睡眠・後鼻漏 漢方相談 横浜市都筑区

ハタ薬局

小学校でのクラスター発生について

小児の感染例は国内でも、世界的にも少ない日本では20歳未満の感染者は他の年齢層と比較して極端に少なく、国内全体のわずか4%です。日本国内での新型コロナ患者の年齢別分布(https://www.statista.com/より)確かに日本は少子高齢化が進んでいますので、そもそも子どもが少ないわけですが、それを差し引いても少ない感染者数です。日本だけでなく、海外でも小児例は成人例よりも報告が少なく、例えば中国でも人口分布と比較しても明らかに小児の発生が少ないことが分かっています。中国の人口分布と新型コロナ患者の年齢分布(筆者作成)ではなぜ小児ではこのように感染者が少ないのでしょうか。小児では新型コロナへの感受性が低く、有症状者も重症例も少ない
小児の新型コロナウイルス感染症では、

・感染しても症状が出る割合が低い

・感染する割合が成人と比べて低い

・重症化する頻度が低い

ことが分かってきました。
新型コロナウイルス感染症では、感染したとしても症状が出ない"無症候性感染者"がいることが分かっています。どういう人が感染したら症状が出て、どういう人なら感染しても無症状なのか、という条件についてはまだよく分かっていませんが、小児ではこの無症候性感染者の割合が多くなるようです。

世界各国の感染者の状況の調査によって、70代以上の感染者のうち69%が有症状者になる(31%が無症状)のに対し、10代の感染者では約21%の人が有症状者になる(79%が無症状)であると報告されています(https://doi.org/10.1038/s41591-020-0962-9)。この図は年齢ごとの感受性(感染者との接触による感染確率)の違いを見たものです。年齢が低いほど感受性が低く、年齢が高くなるに従って感染しやすくなります。60歳くらいからはプラトーに達します。なぜ年齢によって感受性の違いが生まれるのかについては、まだ結論は出ていませんが、新型コロナウイルスが細胞内に侵入する際に結合するACE2受容体をコードする遺伝子であるACE2遺伝子の発現量が小児では少ないことが可能性の一つとして挙げられています。年齢ごとの鼻腔上皮のACE2遺伝子の発現量の比較(doi:10.1001/jama.2020.8707より)さらに小児では新型コロナに感染しても重症化することは稀です。

日本での新型コロナ患者の年齢別の致死率(4月17日時点)海外では新型コロナに関連した川崎病の様な病態(Multisystem inflammatory syndrome in children (MIS-C))が報告されており、警戒すべきではありますが、国内ではまだこのMIS-Cの報告はありません。学校での感染対策はゼロリスクを目指すべきではないこのように、小児では基本的にはそもそも感染者が少なく、有症状者や重症化も少ないため、ゼロリスクを求めるような学校での過剰な感染対策は避けるべきです。例えば学校閉鎖のような極端な対策も、保護者への負担が生じる一方で、流行全体に与える影響はごくわずかであることが分かってきています。

今後もこのような学校でのクラスターは発生する可能性はありますが、国内全体を見渡せば流行のごく一部に過ぎません。流行を広げているのは小児ではなく我々成人です。流行の規模からすると、より注力すべきは今だと夜の街や病院でのクラスター対策でしょう。日本小児科学会は緊急事態宣言が解除された翌日の5月26日に「新型コロナウイルス感染症に対する保育所・幼稚園・学校再開後の留意点について」という声明を発表しています。・学校での感染症対策を徹底したとしても新型コロナウイルス感染のリスクをゼロにすることは不可能です。地域の小児科や感染管理に関する医師と綿密な連携体制を構築し、刻々と変化する状況に対して適切な判断を行う必要があります。・子どもの教育、福祉、健康の源である保育所・幼稚園・学校生活は、子どもにとって最も基本的かつ大切な活動です。休所・休園・休校の問題点としては、子どもの教育の遅れ、生活習慣の乱れ、運動不足、それによる体重増加、栄養の偏り、食環境の変化、家庭内での虐待の増加、保育所・幼稚園・学校での福祉活動の低下、保護者の就労困難・失業、祖父母などの高齢者との接触機会の増加などがあげられます。出典:新型コロナウイルス感染症に対する保育所・幼稚園・学校再開後の留意点について(日本小児科学会休校が子どもや保護者、社会に及ぼす影響は非常に大きいものであり、できるだけこうした処置を取らないようにコロナを意識した新しい学校での生活様式を送りながら、もしクラスターが発生してしまった場合は早期に検知し専門家の介入によって拡大を防ぐ、という対応が現実的ではないかと思います。そして、学校でのクラスター発生のもとを辿れば成人での流行に行き着きます。我々大人が流行を広げないことが子どもたちを守ることにも繋がるのです。


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小学生を必要以上に隔離するべきではない、という、もうひとつの見解。もはやリスクゼロは不可能だからこそ、潔癖症的な反応をするのではなく、ニュー・ノーマルを受け入れましょう、ということだと読みました。
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