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【センター北のうんち薬局 漢方ハタ薬局】〜お酒を飲めるのはマジョリティ? 〜 下痢・便秘・腰痛・膝痛・神経痛・自律神経・睡眠・後鼻漏 漢方相談 横浜市都筑区

ハタ薬局



900万年ほど前、ヒトの先祖となる類人猿は樹上生活を送っていた[1]とされています。ところが、気候変動などによって食糧が乏しくなり、樹を降りて食糧を探さざるを得なくなりました。このとき先祖は直立二足歩行を獲得します。500〜700万年ほど前のことです。

地上には完熟して落果した果実がありました。腐敗・発酵し、アルコールを生成していましたが、食糧に乏しい先祖たちはそれを口にせざるを得ませんでした。このとき、アルコール分解酵素をもつ個体は旺盛に食べて生存し、もたない個体は中毒を起こして死ぬことになりました。


こうして適者生存の原理がはたらき、結果として人類はアルコール耐性を獲得したとされています。人類が酒を作り始めたのは紀元前4000年くらいの時代とされていますが、実に人類が人類たり得るよりもはるか昔の500万年ほど前には、生き抜くためにアルコール耐性が備わっていたんですね。

ところが、その紀元前4000年頃、人類の進化に逆らう遺伝的変化が東アジアで発生します。稲作の定着とともに、遺伝的にアルコール耐性のまったくない人々が現れたのです。


上図はその分布を示す地図ですが、稲作の発生と伝播に重なっていることから、稲作をおこなう地域においてアルコール耐性がないことが生存に有利に働いたと推測されています。


世界でも先天的にアルコール耐性のない人は日中韓の三国にほぼ極限されており、中国人には約4割、韓国・日本人には約3割の下戸がいるとされています。日本においてその地域差は顕著であり、中部以西〜九州北部にかけて多くなる[2]ことから、下戸の遺伝子は大陸から稲作と共に伝来したと考えられます。

稲作が容易であった地域は温暖かつ淡水が豊富な湿地帯であり、さまざまな病害のリスクがありました。アルコールとその分解物であるアセトアルデヒドは基本的には毒物で、下戸は摂取したアルコールとアセトアルデヒドを毒のまま体内にとどめることになりますが、なんらかの病気の源となる要素に対してもまた毒物として働く可能性が考えられ、それが
結果として生存に有利に働いたのではないかと指摘されています。

以上は主に東大の太田博樹先生の研究成果によるものです。ご興味のある方はぜひ太田先生の著書をお読み下さい。
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食べ物が貴重な時代、その食べ物を食べることができるDNAだけが生き残り、出来なければ淘汰されるという、自然の摂理に従って今の我々に命が引き継がれています。
私はあまりお酒に強くありませんが、先祖は強かったんでしょう。
比較的マイノリティな遺伝子も医学の進歩により、生き延びることができるようになった現代、生き延びていられる現実に感謝してます。
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