すみれが丘の街づくりを自由に考え話し合う「すみれが丘自由研究会」のイベント「すみれまちづくり茶話会」が８月２４日（土）に行われました。
１１名の参加者により、お茶とお菓子を味わいながらいろいろと語り合う機会を持つことができ、有意義な時間を過ごすことができたと思います。

目下の話題は、すみれが丘の真ん中を通るいわゆる「ケヤキ通り」の街路樹の問題です。現在のケヤキは約４５年ほど前の開発時に植えられたもので、樹木どうしの間隔が狭いこと、根詰まり、剪定、害虫、病気など木にとって厳しい環境の中、結果的に伐採せざるを得ない状態になってしまっています。
そこで、伐採後の街路樹として何を植えるか。先日すみれが丘住民には都筑区土木事務所より候補となる樹木が紹介された資料が配布されました。
・ヤマボウシ
・ハナミズキ
・サルスベリ
・ハクモクレン
・クロガネモチ
の５種が候補に挙がっています。資料にはアンケートが付いていて、９月２日までに希望の樹種を選んで提出できます。
９月２２日（日）にすみれが丘町内会館にて意見交換会が行われ、そこで樹種選定の投票が行われて決定される予定です。

今回の茶話会では、この話題で様々な意見が出て盛り上がりました。
・街路としてどのような表情になるのか、もっと資料が必要
・春夏秋冬それぞれの様子が知りたい
・５０年後に「何でこの木を選んだんだ？」という問いに答えられる理由が必要
・維持管理や落ち葉の処理の問題が重視されて街の魅力が損なわれるのは本末転倒。道は自分の家の庭の延長という意識でみんなが協力して生き物としての「樹木」の世話をする流れができればよい
・樹木だけでなく足元に花壇を作ったり、歩きやすい道にしていく工夫も併せて考えてほしい
・魅力ある街にすることは、そこに住む人々の資産価値にも大きく影響する

街路樹ひとつとってみても街の将来を決める大変重たい課題であるように思います。
このような議論が街のあちこちで行われて、よりよい方向付けがされていくことを期待したいです。