ブルーラインセンター北駅の東側、ノースポートモール、歴博通りを越えたところにある大型遺跡公園です。横浜市歴史博物館の屋上から直結の歩道があり、開館時間中は歴史博物館経由でのアクセスも可能です。

この公園の地下には、遺跡が眠っていて、弥生時代の遺跡の真上には、当時のムラやお墓が復元されています。

歴史博物館側入り口から入り、園路の坂道を上った丘の上の左手にあるのが写真上の大塚遺跡です。ここでは、85件の竪穴式住居が発見され、7件の竪穴式住居と1件の高床式倉庫が復元されています。

復元された竪穴式住居には実際に中に入ることができます。

大塚遺跡は、毎日9:00～17:00開園で、毎週月曜日（祝日の場合は翌日）および年末年始は休園となります。

写真左は、大塚遺跡を中心に東西950m、南北830mの範囲で昔の地形を 1/100 の縮尺で復元した模型です。

周辺地形模型やトイレの建物を左手にみながら園路を進むと、右手に広がるのが歳勝土遺跡です。

こちらでは、方形周溝墓といって四方を溝で囲まれた四角形の中央に古代のムラの人々が葬られています。

発見された25基のうち 5基が復元されています。

都筑民家園を左手に見下ろしながら歩くと、草地広場の向こうに遊具広場が見えます。

子供たちが楽しく遊べる空間です。

草地広場・遊具広場を右手に見て坂を降りていくと、都筑民家園の門があります。

ここに保存されている民家は、江戸時代中期に牛久保地区に建てられた長沢家の住宅を移築したものです。横浜市指定文化財となっています。

民家の奥には、本格的な数寄屋造りの茶室「輪亭・鶴雲菴」があります。この建物は2010年に市民団体から寄贈されたものだそうです。

近くの公園：

　　　　吾妻山公園：西へ150m（横浜市歴史博物館経由、または一般道路経由）

　　　　牛久保東さくらんぼ公園：北へ200m（一般道路経由）または300m（歩行者専用道路経由）

　　　　牛久保東ひめりんご公園：北東へ450m（歩行者専用道路経由）

　　　　都筑中央公園：南西へ900m（歩行者専用道路経由）

　　　　茅ケ崎城址公園：南へ800m（一般道路経由）