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企業訪問

NPO法人 一の会

安心・安全な食材にこだわる

2015/11/09

NPO法人 一の会(横浜市神奈川区白幡町)は精神・知的障がいを持った方を対象に就労支援をしている法人。2004年に職場体験実習の場として「カフェレストラン一(いち)」を立ち上げ、2009年にNPO法人を取得。2013年11月に就労継続支援B型(雇用契約を結ばない就労形態)を設立した。
一の会の設立資金は、創立者である梅林代表の自己資金。
梅林代表の夢はカフェを持つことだったという。その夢がカフェレストラン一(いち)の設立という社会貢献につながったといえよう。
就労支援事業所は、定員20名に対し現在16名を受け入れている。年齢は10代から60代と幅広く、35歳から40歳が中心。受入れエリアは横浜市、川崎市在住者。例外的に横須賀市の方を受け入れている。
3(san)の食堂
3(san)の食堂
一の会の就労継続支援B型事業は、1(いち)のカフェレストラン、2(ツー)の和菓子製造、施設外就労の場として3(san)の食堂の3ヵ所。
1のカフェレストランは、設立当初から安心・安全な食材を使用した軽飲食を、リーズナブルな価格で提供、手づくりの味噌やキムチも好評である。
2で製造する和菓子も添加物を使わない。和菓子は1(いち)の店頭販売、神奈川区役所、港北区役所や、白幡地区センター、各種イベントで販売している。
3の食堂は7月にオープンしたばかり。食材にこだわりを持ち、減塩、減オイルで健康面にも配慮している。

地区センターまつりで和菓子販売
地区センターまつりで和菓子販売
1(いち)の1階店舗は、食事会や各種イベントに、2階スペースでは、物づくり教室、英会話教室、朗読会などに使われている。

また、一の会の応援団による企画として、10月31日に「カフェ一(いち)第5回音楽会」が開かれた。ギター、アルトサックス、うたごえのコラボという内容で、チケットは早々と完売、好評理に終了した。
一の会の今後の計画は、「グループホーム(専門スタッフの援助を受けながら数人単位で共同生活をする施設)の設立。当面は会員増とNPO認定取得が目標」(梅林代表)としている。

事業所概要

カフェレストラン1(いち)
横浜市神奈川区白楽125

営業時間:11:30~16:30 (予約可)
作業内容:主に清掃、接客。希望者には調理員とともに補助作業。
安心安全な食材を使用した軽飲食を提供。
日替わりランチ・定番カレー・パスタ・サンドウィッチなど。自家製ケーキ・和菓子・甘味もご用意。
有機栽培のコーヒー・紅茶とともに一度お試しを!

2(ツー) 和菓子製造、その他
横浜市神奈川区白幡町1-10

運営時間:平日10:00~17:00(土日のイベント参加あり)
作業内容:各種和菓子(ご注文承ります)、お新香・味噌の製造販売
販売先:「一」の店舗前(平日)、神奈川区役所および港北区役所売店(木・金)、白幡地区センター(金)、中原養護学校(第2火曜)

3(san) 食堂
横浜市中区海岸通り1-1 横浜税関内

営業時間:11:30~15:00(予約可)
ランチタイム(11:30~13:30)日替わりランチ500円、定番カレー・そば・うどん
カフェタイム(13:00~15:00)有機コーヒー・紅茶・ケーキ
どなたでも気軽にご利用いただけます。
作業内容:≪厨房≫調理補助・盛付・食器の片づけ洗い
     ≪フロアー≫接客、床・テーブル等の清掃

相談事業

当事者及び家族でお悩みを抱えている方

火曜・木曜の予約制(17時~19時)、料金:1時間まで1,000円
問合せ先:電話045-401-7821